
では、当日の流れ(本番)です(詳しい言葉の意味・解説はお許しください)
1、中宿式・・・新命(新しい住職のこと)が本堂へ移る前に、山門(寺の正門)手前
にある控えの建物での儀式(我々の出番はありません、、)
2、中宿出発、庭儀式・・・山門まで一行で練り歩きます(ここからが本番です)
3、開門式・・・新命になって初めてそのお寺に入るために門を開ける儀式
4、第一喚鐘(かんしょう、鐘を鳴らすこと)・入堂準備
5、第二喚鐘・道場洒水(しゃすい)・・・道場や法具などを清める儀式
6、第三喚鐘・開会の辞・問答・・・本堂正面入口で総長と新命とのやり取り
7、辞令伝達・・・総本山知恩院より辞令
8、過去長・伝衣・水冠授与・・・前住職より寺の過去長や伝衣・水冠などを受け
継ぐ儀式
9、お勤め・・・ここからしばらくは新住職としてのお経などのお勤めが続きます。
10、感謝状授与・ご挨拶・・・前住職への感謝状とご挨拶
11、総代・親族ご挨拶
12、新命挨拶
13、退堂・閉式の辞
14、書院式(別室にて非公開での儀式)(我々の出番はありません、、)
当社への依頼は音響、映像(中継、収録)、スチール撮影です。本堂内はスペースが限られ、150名弱の入場しかできないために外のスペースにテントを用意して、PA及び中継モニターを設置しました。
新命にはピンワイヤレスを装着。山門からずっとお声を出されるので大変気を使いました。また、上人(高僧)の方が大勢おられ入れ替り立ち替りの儀式の連続で、マイク回しも僧侶の方にお手伝い頂きました。
今回、なぜこの話題を取り上げたかというと、儀式の流れもままならないうちに本番突入。全国の同業の方々がこの先、この様なお仕事に遭遇された時のご参考になればという気持ちで掲載しています。
2011年11月 ホール課 吉田・浜崎

晋山式という言葉を、皆さんお聞きになられた事があるでしょうか。
浄土宗では住職の交代時などに行う儀式・法要の事だそうで(浄土真宗では「継承法要」ということです)
お寺の門徒の方々なら一生に一度、体験されるかどうかだと思われますが、かくいう我々にとってお仕事をさせていただくのも、もちろん初体験です。
当日の音響インプットはピンワイヤレス×3波、ハンドワイヤレス×1波、有線マイク×3本、雅楽×3本
雅楽の生演奏(奏者も僧侶の方)もすばらしく、おごそかな、かつ優美な儀式であったと感じます。
新住職の煌びやかな衣装と先代住職から授与された分厚い過去長が目に焼きつく、そんなお仕事でした。



福岡県遠賀郡
浄土宗の寺院
